Google App Engine で Apache HttpClinet を使う方法

あれだけ苦しんだので、何処にもログが残らないのは寂しいのでここに記述。

Google App Engine で Apache HttpClient 4 を使うためには、まず、Socketを使わないClientConnectionのラッパが必要です。

ソースなどはこちら
http://esxx.blogspot.com/2009/06/using-apaches-httpclient-on-google-app.html

コンパイルと使い方についてはこちら
http://peterkenji.blogspot.com/2009/08/using-apache-httpclient-4-with-google.html

さて、ここまでは簡単にわかったのですが、その後、なぜかクッキーが使えない現象が発生しました。結論から言うと、HttpClient の クッキー を RFC 2965 形式であつかうようにすればOKでした。

BasicHttpParams params = new BasicHttpParams();
GAEConnectionManager manager = new GAEConnectionManager();
HttpClient client = new DefaultHttpClient(manager, params);
client.getParams().setParameter(ClientPNames.COOKIE_POLICY, CookiePolicy.RFC_2965);


原因は、GAEのfetchサービスがRFC_2965でないクッキーを強制的にRFC_2965形式に変換し、しかも、古い記述を残したまま多重化するために、サーバサイドでエラーとなっていたようです。

エラーの時に出しているつもりのヘッダ
Host: xxxx.ne.jp
Connection: Keep-Alive
User-Agent: Apache-HttpClient/4.0.1 (java 1.5)
Cookie: hogehoge=xxxxxxx; burabura=yyyyyyyyyyyyy
Cookie2: $Version=1


エラーの時に実際に出ているヘッダ
Host: xxxx.ne.jp
Connection: Keep-Alive
User-Agent: Apache-HttpClient/4.0.1 (java 1.5)
Cookie: hogehoge=xxxxxxx; burabura=yyyyyyyyyyyyy
Cookie2: $Version=1
Cookie: $Version=0; hogehoge=xxxxxxx; $Path=/
Cookie: $Version=0; burabura=yyyyyyyyyyyyy; $Path=/

初)大阪→京都セミロングライド

さてさて、一つ前の投稿のようにCS400が手に入ったので、うれしくなってつい大阪→京都のセミロングライドしてきました。大阪で、北ヤードの開発のイベントとしてナレッジキャピタルトライアルが行われていたのですが、そこへ行った帰りに走って帰ってきました。

ただ、どうにも道に迷ってしまって、本来46km のところを、なんと66.6km も走っています (^^; )

いやぁ、まさか、淀川沿いをさかのぼるつもりが、旧淀川にだまされて大阪湾向けに下っていたとは・・・。夜だったので、太陽で北南もわからず、ついつい迷い込みました。

その後は、初めての道でよくわからなかったので、1号線→13号線と通って京都まで帰ってきました。(計画では、13号線にたどり着くまでは淀川沿いを走るつもりでしたが、夜でくらかったので明るい1号線を走りました)

もっといい道があった気がしますが、普段通らない私には全然わかりません (>_<) 誰か教えてください!

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[メモ] 平均速度は24.21kmでした。13号線に入ってからは、平均速度27.7km、巡航は33km、心拍は80-85% で走っていたようです。これくらいの付加ならまだまだいけそうです。85%で運動し続けられると言うことは・・・少しはサイクルエコノミーが向上してるのかな?

あと、心拍90%-95%ってどうやったらいくの!? 思いっきりダッシュしても90%届くかどうかだったんですけど・・・。

Polar CS400 来たー!!!

6割引で買ったCS400がついに来ました!!
これで、心拍系のトレーニングが出来る!!

さて、ではファーストインプレッション。

機能的には問題なし。ただ、どうもワイヤレスがIDなしタイプのようで、1m以内に他のCS400があると混線するらしい。(減点1)

バックライトがついてるのは大助かり(加点1)。あと、斜度計がついているので、普段の坂がどれくらいの斜度(%)なのかとその時の速度をみておけば、他の坂に行ってもペースメイキングが出来てこれも良さそう(加点1)。

元々がcateyeのRD200で優先だったため、ワイヤレスの反応の遅さは少し気になります。(更新間隔5秒) (減点1)

結局±0で、よくできているサイコンだと思います。以上、サイコン単体での評価でした。

だがちょっと待ってほしい。こいつの一番の売りは何よりもPCと赤外線で通信して、トレーニングデータをグラフなどで表示管理分析出来ること!! なのですが・・・まだ、赤外線USBデバイスが届いていませんので、その点はセカンドインプレッションへ! こうご期待。

LSDトレは効果が薄い? @ 2007年研究論文より

ネットを巡回していたら、トライアスロン系のサイトで「LSDは効果が薄い」という記事を見つけました。(ただし、この記事には英語の誤読からか、間違いがあります)

その論拠となっているのがこちら、Helgerudらによる2007年の論文です。[PDFはこちら]

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サイクリングやマラソンなどで重要になるのが最大酸素摂取量(VO2max)とランニングエコノミー(Cr: 多くの場合VO2maxに対する%)です。持久力を鍛えるというのは主にこの二つを向上させることになります。

BICYCLE21を買っていないので孫引きですが、世界選王者のベッティーニは93%だそうです。(AT心拍数=Crでいいと思います(たぶん))

補足: ちなみに、英語ではAT (急激に乳酸がたまり始める境界、最大心拍数の85%程度) はLT (lactate threshold) というようです。ATだとAerobic ThresholdかAnaerobic Thresholdかわからないためでしょう。参考ページ

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では、話を戻します。

論文によると、週3回8週間で、4つのトレーニング法、LSD(最大心拍数の70%), LTトレーニング(=ATトレ、同85%)、15/15(15秒の90-95%トレ→15秒間70%で流す、を繰り返す)、4×4m (4分間の90-95%トレ→3分間70%で流す、を繰り返す)、を行った場合、すべてのトレーニング方法でほぼ同じくらいランニングエコノミーが向上したが、VO2max の向上は 15/15と4×4mでのみ確認された、とのことです。(はじめに示した記事では、LTトレがランニングエコノミーに顕著に効いたと書いてありますが、たぶん読み間違いです: Conclusion より: In all the training groups Cr improved significantly, with no differences between groups.)

また、LSDではVO2maxの向上はみられなかったばかりか、図2を見る限り、逆に低下してしまっているようです。

以上から、LSDだけに頼るとVO2maxの視点から逆にマイナスになる場合があり、高強度インターバルのトレーニングの方が持久力アップには効くようです。この場合、15/15より4×4mを行うことが推奨されています。15/15では、時間が短いことから90-95%領域に達することが難しいから、とのことです。

給付金が通ったのでついついCS400を注文しちゃった

給付金が通ったということで、ついつい覗いていた Wiggle で Polar CS400 を注文しちゃいました。

だって・・・日本で買うと、43000円 (本体) + 6930円 (ケイデンスセンサー) が、Wiggle だと £173.70 = 24000 円 ですよ、24000円!! なんだこのディスカウンティングは!! 笑いが止まりません。円高最高!!

んで、12000円は給付金で来るので、残りの12000円を足して買っちゃいましたよ。

これで、心拍数や傾斜を考慮した走りができるぜ!!

Wiggle を教えてくださった、カットさん本当にありがとうございました!!

平均速度は登坂速度で決まる!!

まよさんのmixiエントリーで平均速度の話が出ていたので便乗して。

坂道がある場合、平均速度はほぼ登坂速度で決まります。ちなみに登りと降りの距離が同じで、平均速度30km/hで走りたい場合、登りは23km/h くらいで走る必要があります。この場合、降りを平均速度43.3km/h で走れれば、平均速度30km/h が実現できます。

時々誤解されている方がいるのですが、登りと降りの距離が同じで、目標平均速度が30km/hの場合、登りを15km/hで走り、降りを45km/hで走れば (15+45)/2=30km/h ・・・・・・とはいきません。

たとえば、登り降り共に15km とした場合、平均速度 30km/h で走ると1時間です。ですが、登りを15km/h で走ってしまうと、15km/15km/h = 1時間 で、登りだけでその時間を使い切ってしまいます。そのため、降りを光の速度で走っても平均速度 30km/h には届きません。

ちなみに、登り:18km/h だと降り:90km/h、登り:19km/h だと降り:71.3km/h、登り:20km/h だと、降り:60km/h で下れば平均30km/h になります。

登り1km/hの違いが降りで必要になる平均速度に大きく影響するため、登りでがんばることが平均速度を上げるための必須条件となります。

簡易計算機を作ってみましたので、ご自由にお使いください。


平均速度計算機
: km/h
: km/h
: km/h
: km or % (降坂距離と同じ単位に)
: km or % (登坂距離と同じ単位に)







ちなみに、私の場合、逢坂山の登りで平均21km/h、降りで平均44km/h 程度なので、総合平均速度はせいぜい28km/h が限界です。平地で平均 33km/hくらい出せば 逢坂山を入れても 30km/h に届くかなぁ・・・・・・といったところです。

Minits Tough に代えてもやっぱりパンクから逃れられないワタクシ

え~、先日 Minits Tough に履き替えましたが、本日晴れて初パンクしました orz

どうやら、コンパウンドは堅いんだけどそこまでの対貫通性能にないらしいです。1ミリ角の四角錐の鉄片を踏み抜きました。

R-Airなので、すぐに影響が出ましたが、この踏み抜き方だとシュワルベのチューブでも後々パンクしていたでしょう(鉄片がどんどん中に~)。

こうなってくると、もう通行している道が悪いとしかいいようがないのかもしれません。さすがにダンプが山ほど通る国1をとっていると何かしらと拾います。

ということであきらめまして、CO2ボンベを大量発注しました。
GREENS [携帯用空気入れ商品]
http://mizukusa.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=178458&csid=0

おそらくここが最安値です。どうやら10本セットでもメール便が使えるらしく、送料はたったの80円でした。10本2480円+振り込み手数料≒3000円/10本 = 300円/1本 ... まぁ、こんなもんでしょう。サイクルベースアサヒも20本セットで7000円(送料振り込み手数料込み)くらいですし、少しはお安い?

【タイヤ交換】 Minits Lite から Minits Tough へ 【ファーストインプレッション】

昨日のことですが、またまたパンクしました。

今回のチューブの状態は、どうにも何かを踏んだという感じではなく、タイヤに空いた穴から地面とこすれてすり切れた、という感じでした。後ろのタイヤに1cmx3mm 程度の穴が空いてりゃそうなりますか (大きめの石を踏み抜いたときの穴です)

ということで、前々から計画していたMinits Tough への履き替えを行いました。今回交換したのは後輪だけです。Minits Lite の後輪版は、走行距離 2000 km でのリタイアです。トップは平らになっていますが、パターンもまだ残っておりゴム的にはまだ走れそうですが、何よりいくつも空いている大小の穴が問題です。Lite はゴムを使い切る前に寿命が来るのかもしれません。(ちなみに前輪はトップの山もまだ残っています。後2000kmは走れそうです)

ファーストインプレッションとしては、Lite とあまり変わりはない感じです。元々、峠の鈴なりカーブを攻めるようなことはしていないので、日常の通学で国道を走る限りでは Tough でも Lite でも差は出なさそうです。

こぎ出しが気持ち重くなったかな・・・? と感じましたがプラシーボかもしれません。それに巡航速度の30~36km に乗れば全く差は感じませんし。

パンク耐性、もに拾い耐性については、また後日、1000km くらい走ってから考えます。

ATOK2009の英語補完がすばらしい!!

ご無沙汰してます。
色々と提出しないと行けなかった論文があがったので復活です。

さてでは本題へ・・・。

本日2月6日から、ATOKの2009年版が発売になっています。
定額版の試用バージョンを使えば30日はお試しができます。

今回の目玉はなんと言っても、英語入力モードの補完機能、ATOK4E(for E)でしょう!! 英語の論文を書いているときにこの機能が欲しかった!! たとえば、convまでうつと、conversationとか convinceとかの補完候補が出てきます。綴り間違えもこれで激減!! いやぁ、楽になります。

定額版を使えば、月額300円でATOKが使えますので、ぜひお試しあれ!!
(どの優待よりも定額版が安いという・・・)