前回に脳科学関連の本を推したので、同系列で良かった本を一冊。
題名は「オプティミスト(≒楽観主義者)はなぜ成功するのか」ですが、その理由を簡単にまとめれば「失敗を気にせず突き進み、止まらないから」とのこと。ただし、この本の面白いところは別にあります。
この本の最大の価値は、内容の多くを「ペシミスト(≒悲観主義者)はなぜ生まれるのか」に割いていることです。つまり、無気力化してしまうのでやっては行けないことが書かれています。これは、多くの実験結果を基にしたもので論文にもなっています。
本に書かれている「オプティミストになる方法」はAmazon等でも賛否両論あるようですが、このペシミスト予防法だけ十分に価値があると思います。ペシミストにならなければ、そのうちオプティミストになれるでしょう。
無気力化してしまっている人には悪い習慣から抜け出すために、まだ無気力化していない人/しそうな人には予防のためにおすすめします(図書館にも結構置いてあります)。
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